Memu Open Close

Project

地産地消(知産知消)の取り組み

  • 2 飢餓をゼロに
  • 12 つくる責任 つかう責任
  • 13 気候変動に具体的な対策を

地域で育てたものや地域の海で獲れたものを、その地域で消費することは、陸の資源や海洋資源の保護に繋がります。
そして、食材を運搬する際に発生するCO2の削減にも繋がります。何より、旬の食材を美味しくいただくことで、心も身体も満たされます。

作り手がその土地に合ったやさしい農法で必要な量をつくり、消費者は丁寧につくられた食材を無駄なくいただく。
これを顔の見える関係で構築できたら、とてもサステナブルで機能的ではないでしょうか。
また、地域の食材や地元の食文化を大切にすることは、健康上も望ましく、自然環境の保全、生活の安定・向上にもつながります。

ロクジサンで取り扱う食品は愛知県産にこだわり、上記のような考えから選定してお取り扱いをしております。
作り手の顔が見える関係性の構築を念頭に、消費者と生産者が一緒になって愛知県の農林水産業を支えていこうという「いいともあいち」運動(Eat more Aichi products)にも参加しております。

食品ロス削減の取り組み

  • 1 貧困をなくそう
  • 12 つくる責任 つかう責任
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。

日本では、2020年度に約522万トンの食品ロスが発生したと推計されています。
このうち、食品関連事業者から排出された食品ロスは約275万トン※1でした。

ロクジサンでは、生産現場や流通過程で発生するロス(規格外やロットアウト)となった食材を積極的に購入活用し、商品化に取り組んでおります。
また、商習慣※2の見直しを進めることにより、事業系食品ロスの削減にも努めております。
消費期限が近づいたり余剰在庫が発生した場合には、地域のフードバンクやこども食堂と協働して無償提供をしております。

  • ※1 【推計結果】食品ロス量(令和 2年度推計値)の公表
    【推計方法】令和 2年度食品関連事業者における食品廃棄物等の可食部 ・不可食部の量の把握等調査 (農林水産省委託事業)
  • ※2 商慣習=食品小売業において賞味期限の3分の1を超えたものを入荷しない(いわゆる「3分の1ルール」) 、3分の2を超えたものを販売しない。

自社工場の取り組み

  • 1 貧困をなくそう
  • 2 飢餓をゼロに
  • 12 つくる責任 つかう責任
  • 14 海の豊かさを守ろう
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

ロクジサンは自社工場にて、瓶詰や缶詰、レトルト食品などの長期保存食品の製造をしております。
食用器は、リサイクル率の高い瓶や缶を使用し、使用包材はパルプモールドや木、クラフト紙などに順次変更しております。2025年度を目標に、包材類など全てをエコ(環境配慮型)パッケージに変更します。

自社工場の商品は、地域農家の6次産業化推進や、地域の伝統食文化の継承など、地域の作り手の皆様との協働商品です。
その食材を食してもらうことで、エシカル消費の普及・促進、地産地消の概念を意識してもらい、地域の食の課題(食品ロス・獣害被害・後継者不足・規制や法整備など)に対する問題提起をしております。
また、地域の一次生産農家と生活者(消費者)が直接交流できるイベントの開催や、定期的に生産地ツアーなどの体感イベントを開催する事により、全ての皆様が当事者意識を持ち、生産と消費の関係人口創設の足がかりとし、更には誰もが生産農家を目指しやすい社会を目標としております。

工場では常に一定量の長期保存食品を備え、万が一の災害時には、地域住民の皆様へ食品をご提供できるよう準備をしております。また、備蓄品は一定期間毎に入れ替え、余剰食品は地域のフードバンクやこども食堂と協働して無償提供をしております。

「こだわり抜かれた
愛知の食材

生産者さんの熱い想いやこだわりを消費者の方々にお伝えし、
自慢の食材をPRしながら6次産業化に繋げていきたいと思います。